Wacken Open Air2017 回顧録 Pt.6

Powerwolfの興奮冷めやらぬまま、いよいよ大本命2つ目のAlice Cooperの時間がやってきてしまいました。

気付けばアリスの存在を知ってから10年以上、まさか自分がこんなところでこの人を見ることになるとは絶対当時の私には予想も付かなかったでしょう。

WOA行くと決まって準備してる間にLOUD PARKにも来ると発表があり、何だかもう一生分の運を使い果たしたのではないか、私は年内に死ぬんじゃないかと思ってました。笑


やっぱりレジェンドなだけあって、2日目のMegadeth同様グループ分けされて撮影に臨みます。


Setlist

Intro: Spend the Night

1. Brutal Planet

2. No More Mr.Nice Guy

3. Under My Wheels

4. The World Needs Guts

5. Woman of Mass Distraction

6. Nina Strauss Solo

7. Poison

8. Halo of Flies

9. Feed My Frankenstein

10. Cold Ethyl

11. Only Women Bleed

12. Paranoiac Personality

13. Ballad of Dwight Fry

14. Killer

15. I Love the Dead

16. I7m Eighteen

17. School's Out

18. Ace of Spades (Motörhead cover)(Lead vocal: Chuck Garric)


No More Mr.Nice Guyの途中から撮影開始です!幸い19時は日本の夕方のように明るいので、限られた時間の中、これでもかというくらいシャッターを切りまくりました。

カメラはバンドのほぼ足元に行けるので、「あの瞬間アリスの足元にあれだけ這いつくばった日本人女は私しかいない!」と若干気持ち悪い事を考えながら、長年の夢だった人を目の前にして半泣きで撮りまくりました。

とても短くて必死だった1曲半を撮り終え、荷物を持ってPITを出ようとするとパスチェックのおじさんに呼び止められ、何事かと思っていると、WOAのオフィシャルカメラクルーがAlice Cooperを撮った皆で記念撮影(?)をしようじゃないかと。

その写真、是非とも欲しかったのですが、見つかりませんでした…。

正直1人だけミラーレスのファンシーカメラで参加しているので、肩身の狭いこと狭いこと!

でも本当に貴重で、二度と出来ないであろう経験をさせて貰えたと思いました。


PITを出て直行したのはすぐ隣のミーグリエリア。

Aliceがショーをやっている間、Heaven Shall Burnのミーグリがあり、友人が参加しているので様子を見に行ったのです。

前後の人とかなり打ち解けていたので、カメラクルーの仕事をしてきました笑

あーだこーだ喋っていると、AliceのステージではNitaがソロを弾いているところ。

ギターが3人もいる上、ステージ上で女性一人ですが、パワフルかつ伸びやかなギタープレイの様子は兎に角かっこいい。

途中から妙に聞き覚えのある低音で伸びのある音になっていく。まさかこれは。間違いない!

「ああああこれPoisonだ!!ごめん行くわ!!」とすっ飛んで行く。

PoisonはAliceの曲で一番好きで、これを聴いてAliceが好きになったので私のルーツとも言える曲なのです。

いつ聴いても素敵です。中学英語の英語力で頑張って和訳しようとした唯一の曲でもありました。厨二病だったので笑

夢が叶って一人でグズグズ泣きました。

Halo of Flies、そして大好きなFeed My Frankenstein!

ステージの死角で見ていたので、あまりよく見れず、ほとんどモニターで見ていたので、印象が大分薄くなっていますが…

衣装やフランケン・アリスや例のギロチンなどステージが丸ごとおもちゃ箱のように、観客を間違いなく楽しませてくれるショウでした。

LOUD PARKでは最初から最後まで前の方でしっかり観ました!正直、屋内だしWOA程のショウはできないよねと思っていたのですが、あの空間に詰め込めるだけ詰め込んだ上、ナイアガラまで降らせたのには本当に絶叫しました。

周りの人の反応を見ても、正直ラウパで見なかった人は後悔しまくったんじゃないかというくらい、最高のショウだったと思います。


次に控えるAmon Amarthの撮影の為、PITの横で待機しているとWacken Open Airのえらい人、Thomas Jensen氏が現れ、Wacken Foundationに多額の寄付をしてくれたアリスに感謝を!みたいな事を言い、ステージ横のスクリーンに2015年末に逝去したレジェンドMotörheadのLemmyの姿が映りファンは大歓喜。

同時にWOAバルーンがオーディエンスの頭上を飛び(どさくさに紛れて誰かがミニ●ンのビーチボールも投げてました)

Ba.のChuckがリードボーカルのAce of Spadesで会場が大合唱に包まれ、フィナーレを飾りました。

R.I.P. Lemmy.

そして本当に最高のエンターテイナーAliceに最大級の感謝と尊敬を!


Aliceももう70歳。次から次へとレジェンドが旅立ってしまうので正直なところAliceのショーをいつまで見れるのかは不安です。

次があってほしいと願いますが、「次来たら行こう」なんて、何で次があると言い切れる?と思ってしまいます。

年齢に関わらず、別れは突然やって来ます。手の届かないところに行ってしまってからではもう何もできません。もしかしたら自分が先に死ぬことだってあり得る。

私はそれを数度経験して以来、自分の多少の無理が利くなら這ってでも観に行こうと心に決めています。

好きなものにおいて、行かずに後悔することはあっても行って後悔することは絶対無いと思うんです。


ついにWOA最後のメインステージ撮影!今年の3月にはSabatonのゲストアクトという最強の組み合わせで来日した記憶に新しい、唯一無二のヴァイキングメタルAmon Amarthで締め括ります!

Setlist

1. The Pursuit of Vikings

2. As Loke Falls

3. First Kill

4, The Way of Vikings

5. Cry of the Black Birds

6. Deceiver of the Gods

7. Father of the Wolf

8. Death in Fire

9. War of the Gods

10. Raise Your Horns

11. A Dream That Cannot Be (w/Doro)

12. Guardians of Asgaard

Encore:

13. Twilight of the Thunder God



Amon Amarthは初見だったのですが、船のイメージしか無くて今回ステージを見た瞬間思ったのは「船が無い!」でした笑

一曲目のThe Pursuit of Vikingsから、他のバンドを撮影した時と明らかに違うことが。

音が本当にでかい!今まではスピーカーの真横にいても気にならない音量だったので勿論耳栓はしていなかったのですが、音圧で心臓が痛い!Wackenで初めてでした。

Amon Amarthと言えば、揃ったヘドバンが個人的見所だと思っているのですが、Olavi(Gt.)の髪の綺麗なこと綺麗なこと笑

荒々しいパフォーマンスでファンもクレイジーに。

ヨーロッパでの彼らの物凄い人気の高さをこの時ひしひしと感じました。

日本でのライブも楽しかったので、近いうちにまたどこかで観れる事を願います!

3曲撮り終えて下がろうとした矢先にThe Way of Vikingsでヴァイキングが現れた!惜しくも撮れませんでした…

Wackenの時のヴァイキングがどうかは分かりませんが、Butcher Babiesのテックが実はAmon Amarthのヴァイキング役をやっているそうです。


メインステージの撮影はこれで終わりですが、もう一仕事待っています。

ミーグリエリアへ向かい、アメリカのデスコアバンドFit For An Autopsyの元へ。

今年1月に開催されたMHz Fest Vol1で初来日した際の打ち合わせをする為友人が待ち合わせていたので私はただ着いていきます。

どういう経緯なのかミーグリの柵の中に入れさせてもらったり、打ち合わせの為とはいえアーティストテントに連れて行ってもらえたりと訳の分からないことが連続します。

そしてアーティストがくつろいで談笑している中にFFAAのGt.パトリックがフレンドリーに挨拶した相手がいたのでそちらに目を向けると、いさみちゃんが固まり、「ねえあの人SoilworkのBjörnにスゲー似てるんだけど。」と。視線の先には体の大きいスキンヘッドが。

W:E:T STAGEでFFAAがプレイする前に隣のHEADBANGERS STAGEでSoilworkのステージがあるのでここに控えてておかしくは無いのですが、まさか〜!(笑)

と思ったら奥のテントの入り口にSoilworkの文字が。

思わず「いさみちゃん、あれが答えだよ」と訳の分からない事を言って余計に無になる2人。何ここやばい。

私は咄嗟に頭の中にCoronaビールがたくさん浮かびました。(日本公演のステージドリンクがCoronaだったと聞いていたので)

突然パトリックが私たちを誰かに紹介して、え?ああ初めまして〜なんて握手した相手はSoilworkの新しいドラムのBastian Thusgaardだったという事は彼がステージに立ってから知りました。何ここ怖い。

そして何より衝撃だったのはBritish Lionとして来ていたIron MaidenのBa.Steve Harris氏とすれ違っていたこと!この時もう0時を回り、蓄積された疲れが出てた上暗がりだったので私は全然気付きませんでした。なんてこった。

アーティストテントを出ようとしたタイミングで雨が降ってきて、その時誰かに「雨降ってきたね〜」と話しかけられたなとは思っていたのですが、まさかそれがハリス師匠だったとは。

彼に気付かず話すことも出来なかったのはWackenで一番悔しかったです…泣

RAGEといいJakeといい、どこに誰がいてもおかしくないのがWackenなんだなと思いました。これは気を緩めている場合ではない!


PRESSの仕事も残りわずか。メインステージでは今回のWacken2017を締めくくるThomas Jensen氏によるPromotor's farewellがありますが、そちらには行かずSoilworkの撮影です。

深夜だというのに、テントステージには沢山の観客が。

Soilworkも過去にはメインステージに上がったことがあり、ヨーロッパでは人気が物凄いそうです。

この屋内に収まっているのが勿体無いくらい、安定感抜群のショウを見せてくれました。

↑個人的にお気に入りだったのに、左下が全てをぶち壊した笑

撮影中、何故か動画を撮るカメラがこちらを向いていて、友人がガッツリ撮られていたそうです。なぜ撮る。笑

タイミング悪く私もその真後ろにいたので、未だに公式が上げていない3songsの動画が上がった時がとても怖い…。


Soilworkが終わり、そのままWOA2017最後の撮影、Fit For An Autopsyへ!

Setlist

1. Hydra

2. Heads Will Hang

3. Iron Moon

4. Black Mammoth

5. The Jackal

6. Still We Destroy

7. Saltwound

8. Absolute Hope Absolute Hell


初 FFAA! 皆前身バンドでもかなりこの界隈では人気が高いらしく、すごい人たちの集まりなだけあって、素人目に見ても安定感がありかなりかっこよかったです。

私はどちらかというと正統派メタル寄りの人間なので、デスコアは専門外ですがそれでも彼らの音はかっこいいし美しくもあると感じます。

短い時間ながらもW:E:T STAGEの最後を飾るに相応しい、堂々としたショウでした。

初来日も素晴らしかったので、またどこかで観る機会が巡って来ればと思います。

最後までショーを見届け深夜2時過ぎ。

HARDER STAGEではSubway to Sallyが本当のフィナーレを飾って盛り上がっていますが、それが子守唄にしか聴こえないほど眠い!

半分寝たままWackinger Villageの売れ残りのパンを食べ、最終バスに乗って立ち寝しながらテントまで帰ります。

ついに終わってしまった、明日には帰らなければいけないという寂しさを感じつつ、4日間お世話になったテントで今度こそ爆睡。


大分後半まとまりが悪いですが、これにて本戦は終わりです!

思った以上に記事が続きましたが、最初から読んで下さった方がいたら、ありがとうございました。

あと一つだけ、番外編では無いですが、帰国編があります。

今まで以上に読んでも読まなくても良いような内容ですがお付き合い頂けたら嬉しいです。

Corvi Diaboli

オーダーメイドのストーンアクセサリー等の紹介と時々Metal

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